[ Home > TkDeskSet > TkSetClock ]

TkSetClock ― システムの日付と時刻の設定

[ Download ]

操作

Solaris においては、 「時計を徐々に調整する」オプションを ON に設定することにより、 システム時計の進みを通常よりも数パーセント早く、あるいは遅くして、 徐々に時刻を調整させることもできます。 これを用いると時刻の逆転や不連続な変化を避けることができるため、 稼働中のシステムの時刻を修正する際に有用ですが、 修正が完了するまでにはある程度の時間を要するようになります。

Linux (/sbin/hwclock コマンドをサポートしているシステム) においては、 「ハードウェア時計 (RTC) のみを設定する」オプションを ON に設定することにより、 システム時計ではなくハードウェア時計 (RTC) のみの調整を行なうことも可能です。 通常、次にシステムをリブートした際には、 その調整された時刻がハードウェア時計から読み込まれます。

補足

• 時計の設定には特権が必要ですので、 このプログラムの起動に先立って root になる必要があります。

• 日付の正当性の検査は行なっておらず、 2月30日のような日付を指定されてもそのまま設定を行なおうとします。

• システムの動作中にシステム時計を変更すると、システムの動作に 何らかの誤動作 (ハングアップを含む) を引き起こす可能性があります。 この問題を避けるために、可能であれば「時刻を徐々に調整する」、 もしくは「ハードウェア時計 (RTC) のみを設定する」 のいずれかの機能を用いることを推奨します。

SEE ALSO