長いダイポールの放射パターン

半波長ダイポール・アンテナなど、全長が波長 λ 以下のダイポール・アンテナは、長くなるにつれて扁平になるものの、ある程度似通った、ドーナツ状の指向特性を持つ。

L = 0.1λ L = 0.5λ L = 0.7λ L = λ

また、ダイポールの長さが λ/2 よりも長くなるとアンテナとしての効率は低下し、 λ/2 の奇数倍 (1.5 λ, 2.5 λ,...) で再び同調して効率が上昇するが、長さが λ を超えると放射パターン (指向性) もその長さによって大きく変化するようになる。

L = 1.25λ L = 1.5λ L = 2λ

L = 2.25λ L = 3λ L = 10λ

by Tom Sato, 2016-10-09